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振袖と着物の違いは?意外と知らないその違いについて説明!

公開日:2021/08/15  最終更新日:2023/10/25


振袖と着物の名前そのものは頻繁に耳にするものです。現在は観光地でレンタルできることもあり、目にしたり実際に着たりする機会も多いのではないでしょうか。しかし、振袖と着物の違いを問われると、答えられない人も多いでしょう。そこで今回の記事では、振袖と着物の2つの違いについて紹介していきます。興味のある人は参考にしてください。

着物とは

着物という言葉は、和服の総称になります。種類を問わず和服であれば、着物と称されるということです。つまり、振袖も着物の中のひとつに該当します。振袖以外にも、着物には複数の種類があるのをご存知でしょうか。

どこに行くのか、どのようなシーンで着るのかによって、どの着物を着用すればよいのかが決まっているのです。留袖、訪問着、小紋、付け下げなど、種類は多岐に渡ります。多くの人になじみがあるものでは、浴衣もそのひとつです。花火大会や夏祭りで着るイメージが強い人もいますが、もともと浴衣は家庭でくつろいでいる時に着る、もっともカジュアルな着物なのです。

振袖とは

それでは、着物の中でも振袖はどのようなシーンで着るものなのでしょうか。振袖は、浴衣とは正反対に格式の高い着物です。未婚女性の第一礼装として扱われています。ここでは振袖の歴史にも触れながら、詳しく解説しましょう。

なぜ袖が長いのか

振袖の特徴は、振れるほどの長い袖丈です。踊り子が袖を振る動作で愛情を表現していたことから、振袖が生まれたとされています。この袖の長さは、時代によって変化してきました。昔は55センチメートルから95センチメートルほどと短めだったのです。

袖が長くなっていった理由は諸説ありますが、踊りをきれいに見せるため、病気などの厄をしっかり払えるようにするため、といわれています。そのような背景から、江戸末期には袖の長さが95センチメートルから122センチメートルにまで長くなりました。現在では少し短くなっており、もっとも袖が長い本振袖と呼ばれるもので、114センチメートルまでとなっています。

既婚女性は着られない

振袖は未婚女性の礼装で、既婚女性には別の礼装があります。それが留袖で、未婚時には振っていたはずの袖が、結婚後は留められるのです。これにも理由があります。

昔は女性側から、好意を寄せている男性へ気持ちを示すことは稀な時代でした。そのため、女性は袖を振ることで相手へ好意を伝えていたというのです。袖を縦に振れば「好き」、袖を横に振れば「嫌い」のようにしていました。結婚するとこのように男性に思いを伝える必要もなくなるため、未婚時は振袖、結婚後は留袖と決まっているのです。袖を留めて、夫に思いを留めるという意味ももっています。

振袖を着る時に必要なもの

 
振袖を着る時には、着物以外に帯や腰ひも、和装用の下着などが必要です。腰ひもやコーリンベルトなどは着物が着崩れしないように整える役目があり、帯枕や帯板などは帯を結んだり、形を整えたりするのに役立ちます。

きものスリップと呼ばれることもある長襦袢は、振袖を快適に着用するうえで欠かせない和装用下着です。そのほか、振袖をより華やかに見せるための帯締めや、髪飾り、バッグなどの小物も必要となるでしょう。

振袖を着る時に必要なものは、振袖や帯のデザインによっても異なります。何を用意すれば良いのかわからないという方は、必要なものが全てセット販売されているものもあるので、ぜひ検討してみてください。

振袖の種類

振袖には、大振袖、中振袖、小振袖の3種類があり、それぞれ袖の長さが異なります。格式の高さや着用シーンなど、それぞれの特徴についてご紹介します。

大振袖

大振袖は振袖のなかで最も格式が高く、袖丈は104〜120cm前後となっています。床スレスレか、人によっては袖が床について引きずってしまうこともあります。

必ずしも袖の長さと格式の高さが比例する訳ではありませんが、大振袖は自分自身の結婚式や成人式など、人生の節目となるシーンで着用されています。

中振袖

中振袖の袖の長さは約100㎝で、足首〜ふくらはぎほどの長さです。成人式で多く着用されているのがこの中振袖になります。
格式が高いため、結納の席や両家の顔合わせにも適しています。

そのほか、結婚式へのお呼ばれでも着用できますが、主役より派手にならないように色合いや柄などに配慮するようにしましょう。

小振袖

小振袖は振袖のなかでも最も袖が短く85㎝程で、膝くらいの長さです。袖が短い分動きやすいのが特徴で、カジュアルなパーティなどで着用できます。

着回ししやすい特徴もあり、卒業式に袴と組み合わせて着用できるなど、幅広いシーンで活用できる振袖です。

振袖の柄

振袖にはさまざまな柄があり、選ぶ柄によって振袖の雰囲気が変わります。柄自体が持つ意味もあるため、季節や着用シーンに合った振袖の柄を選ぶのが大切です。一般的な振袖の柄を紹介するので参考にしてください。

古典柄

古典柄とは、振袖における伝統的な柄であり、流行に左右されないため長く着用できる特徴があります。代表的な柄には生き物や花柄などがあります。

・生き物の柄
古典柄には、鶴や鳳凰、蝶などの生き物の柄があります。たとえば鶴は、つがいになると生涯相手を変えないことから、結婚式に用いられたりします。
また、蝶の柄は、さなぎから蝶へ成長していく過程があることから、健やかな成長を願う柄としても使われています。

・花柄 
古典柄の花柄には、それぞれの花が持つ意味が含まれています。たとえば、椿は春を告げる木であり、明るい未来の象徴とされています。
薔薇は色によってさまざまな意味を持ち、ピンクは上品さ、白は清純、青は夢が叶うとされています。そのほか、富や幸せを意味する牡丹や勇敢や大胆を意味する撫子、無病息災を願う菊などもあります。

モダン柄

古典柄が古くから伝わる伝統的な柄である一方、モダン柄はリボンやハートなどの、現代ならではのモチーフが特徴です。着物という和のアイテムと、現代の柄を組み合わせたデザインで、キュートなものから大人っぽい柄まで多様な種類があります。

季節の柄

振袖には、四季を感じる柄もあります。春は桜や梅の花などがあり、特に桜は年中通して着用できる振袖の代表的な柄です。

夏は、ひまわりやアジサイなどがあります。夏の時期の和装は暑苦しく見えてしまいがちですが、寒色系の涼しげな柄を選べば爽やかに着こなせます。

秋の柄には、紅葉や葡萄などが挙げられます。暖色系の色の振袖や小物を選べば、より温かみのある装いになるでしょう。

冬の柄にはひょうたんや駒、松竹梅などがあります。特に松竹梅は縁起が良いとされているため、お祝い事に適した柄です。

成人式と振袖

成人式とは、18歳の成人を祝う大切な日で、家族や周りの方に自分の成長した姿を見せて感謝を伝える日でもあります。

現代では、和装離れが進んでいますが、一生に一度の成人式には振袖を着たいと考えている方が多いのではないでしょうか?
そこで、成人式で振袖を着る際のポイントについてご紹介します。

成人式で着る振袖の選び方

成人式の振袖を選ぶ際は、柄や色など自分に似合う着物を選びましょう。
成人式に向いている柄は、華やかな花柄、成長を祝う蝶柄、縁起の良い松竹梅柄、めでたいという意味を持つ鶴柄などが代表的です。とはいえ主役は成人式を迎える方なので、好みの柄を選んでも良いでしょう。

柄や色選びのほか、身丈や袖丈などのサイズ選びも大切です。長すぎたり大きすぎるとバランスが悪かったり着崩れしたりする原因になります。

振袖を選ぶ際は、一度お店に行き、実際に羽織ってみて色やサイズなどを確かめるのがおすすめです。着物屋さんには、振袖に関してプロの知識を持つ方がいるので、自分に似合う振袖について聞いてみるのも良いかもしれません。小物の合わせ方や髪型などのアドバイスもしてもらえるでしょう。

ほかの着物との違いは?

振袖とほかの着物の大きな違いは袖の長さです。一般的な着物の袖の長さは約49〜56㎝となり、小振袖よりも短いのが特徴です。

また、振袖は未婚の女性が着用する一方で、ほかの着物は結婚歴に関わらずに着用できます。振袖は未婚であっても30代半ばごろまでに着用が一般的で、それ以降は振袖以外の着物を着る方が多いようです。振袖以外のほかの着物についてご紹介します。

黒留袖

黒留袖は既婚女性の第一礼装であり、黒字の裾に鮮やかな模様や家紋が入っているデザインが主流です。主に結婚式で着用しますが、結婚式のなかでも新郎新婦の親族や仲人のみと限られたシーンでしか着られない着物です。

色留袖

黒以外の留袖が色留袖です。黒留袖と同じく裾に鮮やかな模様と家紋が入っています。家紋の数によって格式が異なるため、どのようなシーンで着用するのか注意が必要な着物です。

訪問着

訪問着は入学式やゲストで参加する結婚式などフォーマルなシーンで着用します。色留袖と似ていますが、訪問着は裾だけではなく、胸や袖にも模様が入っているという特徴があります。

附下・色無地

そのほかの着物に、附下や色無地があります。附下は着用時に柄が上に向くようにデザインされており、デザインにより適したシーンが異なります。

色無地は名前の通り無地の着物で、普段着としてカジュアルに着用できますが、家紋が入った着物は色無地であっても結婚式など格式が高いシーンで着用できます。

浴衣とは?

振袖や訪問着などフォーマルシーンに活用できるのが和装ですが、よりカジュアルなシーンで着用できるのが浴衣です。毎年花火大会で浴衣を着るという方も多いのではないでしょうか?

そこで、浴衣と着物の違いや浴衣を選ぶときのポイントについてご紹介します。

浴衣と着物の違いは?

浴衣と着物の違いには、着用する際に必要となるものが少ないことが挙げられます。
浴衣の着用で必要なものは、浴衣、帯、腰ひも、前板、伊達締めなどで、着物ほど多くはありません。

温泉旅館でも、浴衣と帯だけ用意されていることから、誰でも気軽に1枚で着用できるイメージがあるのではないでしょうか? 

そのほか、浴衣は通気性の良い綿やポリエステル素材が主流ですが、着物は絹やウールなどの厚手の素材が主流です。

また、浴衣はカジュアルな装いと位置付けられているため、フォーマルシーンでは着用しませんが、麻や絹素材で品格があるデザインであれば、長襦袢や足袋を合わせてパーティなどに着用できる浴衣もあります。

浴衣を選ぶときのポイントは?

浴衣を選ぶ際は、振袖同様に浴衣や帯のデザイン、サイズに注目して選びましょう。

・浴衣や帯を選ぶときのポイント 
大人っぽく見られたいならネイビーやカーキなどの落ち着いた色を選び、若々しく見られたいなら黄色や水色など明るい色を選ぶのがおすすめです。

渋い色の浴衣を選び、あえて反対色や明るい色の帯でアクセントをつけるコーディネートもおすすめです。自由度が高く、ファッション感覚で楽しめるのが浴衣の良さでもあるのです。

・サイズ選びのポイント 
浴衣を選ぶ際には、身丈と裄丈に注目します。身丈とは、浴衣の襟を省いた縦の長さのことです。裄丈は、浴衣の背中の中心線(縦半分に折った時の中心線)から、袖の端までの長さを指します。

浴衣の着用時の丈はおはしょりで調整できるため、浴衣の身丈が自分の身長+10㎝程度であれば問題なく着用できます。基本的に市販の浴衣は約150㎝〜170㎝の方に対応していますが、小さいサイズや大きいサイズが必要な方は別途問い合わせてみましょう。

振袖を着るタイミング

振袖は第一礼装と紹介しましたが、どのような時に着るとよいものなのでしょうか。多くの人が一番に思い浮かぶシーンは、成人式ではないでしょうか。人生に一度の大事な晴れ舞台ですから、礼装を着て、かつ厄払いの意味のある振袖を着るのは、納得がいくでしょう。しかし、成人式以外でも振袖を着られるシーンはもちろんあります。

結婚式

よく着られているのは、結婚式です。自分の結婚式に、お色直しの衣装として着るケースも珍しくありません。それ以外に、友達や親戚の結婚式に参列する際にも着用できます。ただし、花嫁が振袖を着る場合は、色や柄など被ることがないよう、事前に確認しておくことが大切です。

卒業式

振袖に袴を合わせて、卒業式で着用することも可能です。もともとは袴に着る振袖は小振袖、つまり袖が短めのものを着るのが一般的でした。しかし近年、成人式のために用意した中振袖・本振袖を合わせる人が増えています。成人式の振袖をレンタルした場合は、卒業式で同じ振袖を、袴と一緒にもう一度貸し出してくれるところもあります。せっかく気に入って選んだ振袖だからこそ、2回楽しんでみるのもよいでしょう。

袖を直して訪問着に

振袖は人生を通して着るのは難しいものです。未婚のままでも、年齢を重ねると着用しにくくなってしまうでしょう。明確な基準はありませんが、振袖の着用はだいたい20代までが無難といわれています。それなら何を着ればいいのかというと、未婚・既婚さらには年齢も問わず着られるのが訪問着です。

訪問着は第一礼装とまではいきませんが、充分にフォーマルな部類の着物に該当します。お呼ばれされた時、観劇やお茶席に行く時など、おでかけに着られるおしゃれ着として認識されているのです。振袖の袖を短く直して訪問着に変えておくと、さまざまなシーンで活用できます。柄の出方などが変わる場合があるので、プロの職人と相談しながらお直しするのがおすすめです。

 

 

振袖と着物の違いについてお分かりいただけたでしょうか。振袖には歴史や意味があるからこそ、限られたシーン・年代でしか着られない着物になっています。しかし、タイミングや工夫次第では、何度でも長く振袖を楽しめるのです。「成人式でしか着られない」と思わずに、さまざまな場面で着用することを考えながら、振袖を選んでみてください。

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